カラーバイナンバーは通信なしで動くのか
ぬり絵アプリは、スマートフォンの中でサーバーと話す理由がもともと薄い数少ないものです。通信しないことで何を失い、何を得るのか、両方向から書きます。
ぬり絵アプリは、スマートフォンの上でサーバーと話す必然性がもともと薄い、数少ないものの一つです。だからこそ「その通信は誰のためのものか」を問うのに向いた題材になります。
ぬり絵アプリが通信を使うとしたら何のためか
絵を取ってくる
絵はここでいちばん大きなものです。カタログをサーバーに置けばアプリの導入は軽くなり、各絵は最初に開いたときに取得されます。これは本当の利点です。ダウンロードが小さく、しかもカタログは導入後にも増やせます。
同時に、本来なくてよかった依存が一つ増えます。飛行機の中、地下鉄のトンネル、認証ページを挟むホテルの回線、途切れがちな電波。そういう場所では、絵を開くこと自体が不確かな行為になります。
アカウントと同期
二台目の端末に進捗を持っていくには、アカウントが要ります。これだけは通信でしか実現できず、ほかに方法はありません。
広告と計測
この二つはあなたがやりたいことと関係がありませんが、無料アプリの通信の大半はここから来ます。そして、あなたの使い方がこの端末の外へ出るということでもあります。
完全に通信しないとどうなるか
絵をすべてアプリに同梱し、アカウントを作らず、同期せず、広告を出さず、計測もしなければ、そのアプリは一度も通信を発生させずに動きます。
利点は素直です。飛行機で使えます。トンネルで使えます。海外でデータ通信がなくても使えます。絵を開くのは一瞬です——もともと端末の中にあるからです。そして「自分のぬり絵の履歴がどこへ送られたのか」という問い自体が生じません。どこへも行っていないからです。
代償も同じくらい素直で、これははっきり言っておくべきです。**二台目の端末には何も引き継がれません。** 機種変更で進捗が新しい端末に現れることはなく、スマートフォンとタブレットでは互いに無関係な二つの進捗になります。カタログも導入後に勝手には増えず、増やすにはアプリ自体の更新が要ります。
本当にオフラインかどうかの見分け方
いちばん確実なのは紹介文を読むことではなく、機内モードで一度試すことです。まだ開いたことのない絵を開いて、すぐ出るかどうかを見ます。出れば絵は端末の中にあり、回り続けるかエラーになれば絵はサーバーにあります。
もう一つの手がかりは初回起動です。通信前提のアプリは、たいてい最初に登録かログインを求めます。通信しない側は、入れた直後がもうカタログです。
よくある質問
オフラインのアプリは絵が少ないのですか
カタログの規模と通信の有無に必然的な関係はなく、関係するのはアプリの容量のほうです。同梱できる量は導入サイズに縛られますが、その上限は多くの人が思うより高い位置にあります。
通信しないなら機種変更はどうすればよいですか
通常は端末まるごとのバックアップ復元に頼ることになり、アプリ側はその面倒を見ません。端末をよく替えるなら同期のあるほうが向いています。良し悪しではなく取捨です。
機内モードで何が分かるのですか
絵が端末の中にあるかどうかです。開いたことのない絵を開いて即座に出れば、カタログは同梱されています。回り続けるなら、それはサーバーへ取りに行っています。
実際のキャンバスで試す
Numbrush は大人のための数字ぬりえです。曼荼羅、バラ窓、幾何学模様。1枚につき12色、狭いところには拡大鏡、押し間違えても失うものはありません。無料、オフライン、広告なし、アカウントなし。